- 2012-07-21 (土) 0:00
- IMAをはしる(2012) | MIRAIにつなぐ(2012-)
前回では、はっぴぃえんどプロジェクトさんにお願いしたヘルメットの打ち合わせから完成までをご紹介させて頂きました。
つづく今回は、カウルの塗装ができるまでを紹介させて頂きます。
1.打ち合わせ
今回も希望するデザインを伝え、できる事、できない事などをはっきりさせていきながら打ち合わせを終えると、そこからは制作の過程に入ります。
今回提案したデザインは、堀・今里(現・腰山)ペアが第二回 四時間耐久レースに参戦した際に採用した「ヤジマデザイン」のマシンを参考に、フェニックスらしく、また現代風にアレンジしてみました。
2.白塗装
今回のカラーリングが白ベースという事もあるのですが、まずは白色を塗って乾燥させます。
3.切り文字ステッカー貼り
次に、パウダーパフ・レーシングのロゴマークをカッティングステッカーにして貼ります。
塗装にするか、ステッカーにするか迷いましたが、「今回はステッカーにする方が、格好良くなるよ」との森田さんからのアドバイスによりステッカーで入れてもらいました。
4.ラインマスキング
今回のカウルデザインは、アッパーカウルからアンダーカウルまでひとつづきとなった、おそらく塗装屋さん泣かせのデザインになっていると思うのですが、それのために二つに分かれているカウルを合わせた上でマスキングをしています。
ひとつづきのデザインだけではなくて、さらに流線型。
本当にこんな面倒臭いデザインを「いいね、コレ!」と快諾して下さった森田さんには、足を向けて眠れません。
5.黒塗装のためのマスキング
塗装で使う色は、「赤」と「黒」。
ということで、まずは黒の塗装のために、その他の部分を覆っていきます。
黒が終わると、次は赤という順番でマスキングを変えながら塗装。
6.乾燥後にマスキング用紙を剥がす
塗装を乾燥させた後、慎重にマスキング用紙をはがしていきます。
緊張と楽しみの一瞬ですね。
7.塗装の境目がシャープに残るよう綺麗にテープをテイクオフ
塗装した部分としていない部分のエッジがを綺麗に出すために、職人の長年の勘を頼りにはがすようです。
ピシッと境目が浮かび上がり、とても綺麗です。
8.あとはクリアコートのみ
マスキングが全てはがされました。
細かいチェックをした後、最後にクリアコートをかけて終了。
さて、このカウルが車体に組み付けられた時、そしてライダーが跨った時、さらにライダーが走る時、どのように見えるのでしょうか。
それは現地に来てのお楽しみにとっておきましょう♪
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